【WEBメディア分析レポート】”MarkeZine”の 利用者層を検索経路と検索動機別キーワードマップから読み解く

目次

調査概要

出典:https://markezine.jp/

調査対象:
マーケター向け専門メディア「MarkeZine」

調査目的:
「MarkeZine」の利用者層がどのような検索経路で情報に辿りつき、どんな興味関心の文脈を持つのかを可視化する。

調査日時:
2025年11月20日時点

調査手法:
検索インサイト分析ツール「ListeningMind※」を活用する。具体的には、シードキーワード「MarkeZine」をListeningMindの検索パス分析ツール「パスファインダー」でユーザーの検索経路と検索キーワードを抽出、検索動機別にクラスタリングを行い、興味関心・傾向を明らかにします。

※ListeningMindとは?
ListeningMindは、検索行動をAIで解析し、人々の「なぜ知りたいのか」という文脈まで可視化する”検索インサイト分析ツール”です。
潜在ニーズやトレンドだけでなく、消費者が情報を探す理由・背景を読み解き、ブランドの発信をより意味あるものへ導きます。

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「MarkeZine」を検索するユーザーの調査結果

検索経路の分析結果※前後2ステップまで解析

出典:https://www.listeningmind.com/ja/path/pthv?locale=JP&keyword=markezine

markezine 周辺の検索経路を俯瞰すると、検索ユーザーには複数の“検索目的”が存在し、その始点と分岐のパターンが明確に可視化されています。

検索の起点は左側に位置する「enterprisezine」「saleszine」「web担当者フォーラム」などの関連専門メディアで、業界ニュースや実務情報の横断的な収集から検索が始まっていることが分かります。

ここからユーザーは大きく 3 つの方向に分岐します。

①専門領域の深掘り(saleszine day/enterprisezine/媒体資料 など)では、セールス・IT・BtoB 領域のイベント情報や資料を詳細に比較し、より専門的な知識を補完する流れが確認できます。

②markezine 自体の理解・利用検討(markezine セミナー/編集部/寄稿/雑誌 など)では、媒体の信頼性や提供コンテンツを把握したいニーズが中心で、公式イベントや編集部関連ワードへ検索が派生しています。

③周辺イベント・外部テーマへの展開(maker faire kyoto/メイカーフェア/marketing news など)では、テック・クリエイティブ領域へ興味が広がり、markezine を起点に隣接カテゴリに検索が遷移していきます。

中心に位置する「markezine」は、これらの検索を束ねるハブとして機能しており、ユーザーの目的に応じて、関連メディアの深掘り、媒体理解、周辺イベント比較へと検索経路が広がっていく構造が読み取れます。

検索クラスタの分析結果 ※前後7ステップまで解析

出典:https://www.listeningmind.com/ja/path/prsnv?locale=JP&keyword=markezine

主要検索語:

本分析対象の検索語群は、「マーケティング関連の情報収集」や「マーケティングイベント・セミナー参加」、「最新ニュースの把握」、「マーケティングツールやサービスの検討・購入」に関する語句が中心です。具体的には、「マーケジン」「markezine」「enterprisezine」「saleszine」といったマーケティング専門メディア名や、その関連イベント(例:markezine day 2025 autumn、maker faire kyoto 2025)、「マーケティングニュース 最近」などの最新情報を知りたいニーズが顕著に見られます。また、「マーケジン イベント」「マーケジン セミナー」といった参加・体験型の検索も多く、情報取得だけでなく実際の行動(移動・参加)を伴う意図も含まれています。


検索意図分析:

  • 情報型(知りたい):全体の約57%を占め、マーケティングに関する最新情報や専門知識の取得が主な目的です。特に「マーケティング ニュース 最近」などの検索語にその傾向が強いです。
  • 移動形(行きたい):約37%で、イベントやセミナーへの参加を目的とした検索が多いです。
  • 商業型(選びたい):約3%と少数ながら、マーケティング関連サービスやツールの比較・選択を意図した検索が含まれます。
  • 取引型(買いたい):約6%で、実際の購入や契約を検討している層も存在します。

「知りたい」の比率が最も高く、かつ「行きたい」が5%以上、さらに「選びたい」と「買いたい」が15%以上という条件は部分的に満たしており、特に「知りたい」「行きたい」の意図は明確です。「選びたい」「買いたい」はやや低めですが、一定の商業的関心も確認できます。


クラスター別サイズ分布(上位10クラスター抜粋):

クラスター名検索語数割合(%)主な特徴・関心領域
A クラスタ1828.0マーケティング専門メディア名、総合情報収集
B クラスタ1117.0マーケティングイベント・セミナー関連
D クラスタ914.0最新マーケティングニュース、トレンド情報
E クラスタ812.0マーケティングツール・サービスの比較検討
G クラスタ711.0参加型イベント(Maker Faire等)関連
C クラスタ69.0マーケティングノウハウ・テクニック関連
F クラスタ58.0セミナー申込・参加方法に関する検索

※上位10クラスターの内訳はデータの一部から推定しています。


検索ワードに含まれる消費者の関心事分析:

  1. 最新情報の取得
    「マーケティング ニュース 最近」や「markezine」関連の検索が多く、常に最新の業界動向や成功事例を知りたいというニーズが強いです。これは情報型検索意図の高さに直結しています。
  2. イベント・セミナー参加への関心
    「マーケジン イベント」「markezine day 2025 autumn」「maker faire kyoto 2025」など、実際に現地に足を運び、リアルな交流や学びを得たいという意図が明確です。移動形検索意図の高さがこれを裏付けています。
  3. ツール・サービスの選定
    「saleszine」や「enterprisezine」など、特定メディアを通じてマーケティングツールやサービスの比較検討がなされており、商業型・取引型の検索意図も存在します。
  4. 参加手続き・申込方法
    セミナーやイベントの申し込み方法、参加費用、日程など具体的な参加準備に関する検索も一定数あり、購入前の最終検討段階にあるユーザーも含まれます。
  5. 専門的ノウハウの習得
    マーケティング手法や成功事例、実践的なテクニックを知りたい層も存在し、情報型の深堀りニーズが見られます。

データに基づく仮説:

  1. マーケティング業界の専門家・実務者は最新情報収集とリアルイベント参加を強く求めている
    根拠:情報型検索が57%、移動形検索が37%と高い比率を占めていることから、知識習得と体験型学習の両面に強い関心があると推察されます。
  2. マーケティング関連のオンラインメディアと連動したリアルイベントの需要が高まっている
    根拠:「markezine day 2025 autumn」や「maker faire kyoto 2025」など、メディア名を冠したイベント検索が多いことから、メディアとイベントのシナジー効果が期待できると考えられます。
  3. マーケティングツール・サービスの比較検討層はまだ少数だが、今後の成長余地がある
    根拠:商業型(選びたい)3%、取引型(買いたい)6%と低めながら一定の存在があり、情報収集段階から購入検討段階への移行が進めば市場拡大が見込めます。
  4. 参加手続き・申込方法の利便性向上は参加率向上に直結する可能性が高い
    根拠:セミナー申込や参加方法に関する検索が一定数あるため、申込プロセスの簡易化や案内強化が顧客満足度向上に寄与すると考えられます。

検索経路キーワードの分析結果 ※月平均検索ボリュームTOP10

マーケジン周辺では、最も大きな検索ニーズは「マーケジン」で月間 2,566 件と最大で、業界ニュースやマーケティング情報の収集を目的とした“専門情報系キーワード”がトップ層を占めています。また、「markezine」(2,066 件)や「web担当者フォーラム」(920 件)といった関連メディア名も上位に入り、複数媒体を横断して最新動向を把握したいユーザー行動が見て取れます。

次に検索規模が続くのは、「enterprisezine」(553 件)、「saleszine」(300 件)など、BtoBマーケティング・セールス領域に紐づく“専門特化メディア系キーワード”で、業務ナレッジの比較・深掘りを目的とした実務者の閲覧ニーズが強いことが分かります。

一方で、「markezine day 2025」(140 件)や「markezine day 2025 autumn」(426 件)などイベント系キーワードは比較的小さく、媒体そのものよりも“ニュース・実務知識”を求める目的が中心であると推察できます。

同様に、「maker faire kyoto 2025」(116 件)や「エンタープライズジン」(110 件)など周辺テーマも一定の需要はあるものの、メインの検索意図は「マーケティング関連メディアの情報収集」であり、特定イベントや企業名よりも“情報源としての媒体全体の利用”が主目的になっていることが読み取れます。

※キーワードの分析項目の詳細はこちらをご覧ください。

注記

※本記事は、検索データに基づく分析事例であり、特定のブランドや製品のマーケティング戦略を代弁または評価することを目的としたものではありません。
使用されているキーワードは、実際の検索ボリューム、サジェスト、関連検索語などの情報をもとに収集されたものであり、消費者の関心や情報探索パターンを理解するための分析例として提示しています。

記載されているブランド名および製品は、分析構造を説明するための事例として引用しており、各企業の公式な見解や実際の施策とは関係ありません。本文の内容は筆者個人の見解に基づくものであり、誹謗中傷、歪曲、営利目的は一切含まれておりません。

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著者について

Search Intelligenice by ListeningMindの編集部です。

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