SERP(Search Engine Results Page)とは?
SERP(サープ)は、Search Engine Results Pageの略で、ユーザーがGoogleなどの検索エンジンにキーワードを入力した際に表示される「検索結果ページ」のことを指します。

SERPの分類:上部/下部 カルーセル広告
「カルーセル広告」は、上部や下部に横スクロール形式で表示される広告領域で、商品やサービスを視覚的に訴求するのに適しています。これには「(上部) カルーセル広告」や「(下部) カルーセル広告」として分類され、前者は目立つ位置に表示されやすく、後者はページ末に差し込まれる形式です。

SERPの分類:モバイルアプリ/ Playストア
検索クエリがアプリに関連する場合、「モバイルアプリ」や「Playストア」といったブロックが表示され、アプリ名や機能に直接リンクするGoogle Playストアの情報が掲載されます。特にモバイルデバイスからの検索時に優先的に表示される傾向があります。

SERPの分類:おすすめスニペット
「おすすめスニペット」は、Googleが検索クエリに対して最適な回答を抜粋して表示するもので、検索結果の最上部に登場します。これにはいくつかのバリエーションがあり、たとえば段落形式ではなくリスト化された「羅列」、表形式で構造的に情報を提示する「テーブル」、または番号や記号を付けて手順を示す「記号区分」といった形式が存在します。

SERPの分類: Map pack(ローカルパック)
店舗やサービスの場所を知りたいユーザーに対しては、「Map pack(ローカルパック)」が表示されます。これは地図と一緒に周辺の施設情報(名称、営業時間、評価など)がセットで表示されるもので、検索に地名が含まれると特に出現頻度が高まります。

SERPの分類:イメージブロック
「イメージブロック」は視覚的な訴求力が高く、商品やレシピ、インテリアといったビジュアル検索においてよく利用されます。検索結果の中に横並びまたはグリッド状で画像が配置され、クリックすると画像検索へ遷移します。

SERPの分類:求人情報
求人に関する検索では「求人情報」ブロックが出現し、Google for Jobsと連動した職種・勤務地などの情報が直接検索結果に表示されます。

SERPの分類:知識パネル
企業名や著名人名を検索した場合には、右側に「知識パネル」が表示されることもあり、これはWikipediaや公的情報などをもとに要約された信頼性の高いデータが掲載されます。

SERPの分類:評価スキーマ
検索結果に表示される自然なリンクに対して、ユーザー評価や星マークが添えられている場合は「評価スキーマ」が適用されています。これは構造化データを使ってGoogleに情報を伝えることで実現され、商品・サービス・レビュー記事などに多く用いられています。

SERPの分類:関連質問(People Also Ask / PAA)
「関連質問(People Also Ask / PAA)」は、検索者がよく一緒に調べる質問が表示され、クリックするとその場で回答が展開されます。検索意図が多様に分岐するキーワードでは、このブロックが多く見られます。

SERPの分類: Twitter(現X)
一部の検索では、リアルタイム性を持つSNSコンテンツとして「 Twitter(現X) 」の投稿が表示されることもあり、特に時事性や話題性の高いテーマにおいてはニュースと併せて活用されることがあります。


