キーワード別に自社・競合サイトの検索結果順位とオーガニックトラフィック数を比較する方法とは?

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はじめに

SEOで成果を上げるには、自社の検索順位だけでなく競合サイトとの比較が欠かせません。

特に、同一キーワードでの順位差CTR(クリック率)に影響する検索上位の構造を把握することが重要です。

この記事では、ListeningMindを活用したキーワード別の順位比較方法を具体的に解説します。

キーワード起点で比較する方法

クラスターファインダーを使用することで、対象となるキーワード(下図:マーケティングツール)及び、対象キーワードの前後検索キーワードの上位URLを一括でダウンロードすることが出来ます。

クラスターファインダーでキーワード別に上位URLを一括ダウンロードする方法

左サイドバーの下部、ダウンロードボタンをクリックすると、検索数0未満の除外有無を確認する画面が開きます。除外有無を判断し、ダウンロードを選択するとダウンロードが実行されます。

一括ダウンロードファイルの解説

ファイルはエクセル形式で開くことが出来ます。

キーワード別に年間検索ボリューム数、検索結果上位10URLが表示されます。
自社ドメインや競合のドメインでフィルタリングをかけることで比較分析を行うことが出来ます。

クラスターファインダーで検索結果順位とオーガニックトラフィックを確認する方法

左サイドバー上部の「上位URL」をクリックすると、
次の2つの指標のいずれかで表示を切り替えることができます。

  1. 対象キーワードおよびその前後検索キーワードにおいて、
     そのURLが獲得しているオーガニックトラフィック数の合計
  2. 同じく対象キーワード群において、
     そのURLが検索順位10位以内にランクインしているキーワード数の合計

さらに、表示単位は「URL単位」だけでなく、ドメイン単位でも確認することが可能です。


※「上位URL」は、キーワードごとの流入規模または上位表示数を、URL単位またはドメイン単位で確認できる機能です。

URL単位での表示例
ドメイン単位での表示例

サイトURL起点で比較する方法

キーワードギャップを使用することで、自社・競合サイトの上位獲得キーワードとオーガニックトラフィック数を比較することが出来ます。

キーワードギャップでURLベースでキーワード順位とオーガニックトラフィックを確認する方法

キーワードギャップ機能では、
自社と競合のURLを設定するだけで、
それぞれのURLが検索順位10位以内にランクインしている全キーワードについて、両者の順位オーガニックトラフィック数を可視化できます。

また、調査対象となるURLは、分析の目的に応じて以下の単位で指定可能です:

  • ルートドメイン:ルートドメインが一致するすべてのページ
  • サブドメイン:サブドメインが一致するすべてのページ
  • サブディレクトリ:指定ディレクトリ配下のすべてのページ
  • 一致URL:完全に一致する単一のページ

これにより、サイト全体の比較(例:example.com)から、
特定セクション単位(例:example.com/blog/)、
さらには個別ページ単位
まで、
柔軟にキーワード順位の差分分析を行うことが可能です。

国内自動車メーカーの公式サイト比較例
トヨタのキーワード順位降順でソート
全競合がキーワード順位10位以内に入っているキーワードでソート
トヨタがキーワード順位で競合に負けているキーワードでソート

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著者について

ListeningMindの機能と使い方に関する情報、市場調査レポートの公開、及び関連するマーケティング手法についてのコンテンツをお届けするListeningMind marketing office.の編集部です。

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